いびきが起こるメカニズム

いびきが起こるメカニズム


○狭くなった上気道がいびきを招く

私たちは鼻や口を通して空気を吸い込み、体内に酸素を取り込みます。

そして体内で生まれた二酸化炭素を排出するために、空気を鼻や口から吐き出しています。

この呼吸がスムーズにいっていれば、いびきが発生することはありません。

ところが空気の通り道に何らかの異常が生じ、呼吸がスムーズにいかなくなることがあるのです。


呼吸する空気の通り道である気道の、のどに近い部分で上気道といいますが、この上気道の形と性質が変化することがいびきの原因です。


上気道は気管のようにリング状の軟骨でサポートされていないので、軟らかくてのびやすく、そしてつぶれやすいという性質をもっています。

そのため上気道では、周囲の筋肉が収縮して、空気の通り道を広げる働きをしているのです。


息を吸うときは横隔膜や胸郭が膨らみ、肺や気道の気圧が外部よりも低くなります(この状態を陰圧といいます)。

例えば軟らかいゴムのチューブに口をつけて息を吸い込むとチューブが細くつぶれるように、息を吸うときは上気道の直径はいつもより少し小さくなります。

しかし通常であれば、上気道の周囲の筋肉の働きが勝るので、上気道は一定以上に拡げられ、呼吸に問題が起こることはありません。


ところが、なんらかの原因で上気道が狭くなると、一定量の空気を肺の中に入れるために、より大きく肺を広げようとして横隔膜や胸郭が膨らみます。

その結果、肺の中の圧力はますます低くなり、もともと狭くなっている上気道がますます狭くなってしまうのです。


この狭くなった上気道を通るとき、空気の流れは不安定になり、最も狭くなっている部分の上気道の壁を振動させます。

そして構造的に軟らかい口蓋垂(のどちんこ)や軟口蓋のふちも振動を始めます。

こうして上気道のいろいろな部分が振動することで、いびきが起こるようになるのです。


いびきの音の高さや強さは、上気道の軟らかさ、上気道の狭窄の程度、空気の通る速度などで決まります。


メカニズムについて十分理解してから

しずかなおやすみはじめ、いろいろな治療をスタートしましょう。




小学館文庫
危険ないびきが生活習慣病を招く!
上大岡内科・呼吸器科クリニック院長
鈴木 俊介 著
P19〜22 より引用


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